投資信託とETFの違いとは?初心者向けファンド選びの完全ガイド
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投資信託とETFの違いとは?初心者向けファンド選びの完全ガイド

投資信託とETFの基本を理解する

資産運用を始めようと考えたとき、多くの初心者が最初に出会うのが「投資信託」と「ETF(上場投資信託)」です。どちらも複数の資産に分散投資できる金融商品ですが、その仕組みや特徴には重要な違いがあります。本記事では、両者の違いを明確にし、あなたに合ったファンド選びのポイントを解説します。

投資信託の仕組みとメリット

投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を一つにまとめ、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。投資家は、その運用成果に応じて分配金を受け取ったり、基準価額の上昇による売却益を得たりすることができます。投資信託の大きなメリットは、少額から始められること、プロに運用を任せられること、そして自動的に分散投資ができることです。

投資ファンドのイメージ
投資ファンドのイメージ

ETFの特徴と投資信託との違い

一方、ETF(Exchange Traded Fund)は、証券取引所に上場している投資信託です。株式と同じようにリアルタイムで売買できる点が、通常の投資信託との最大の違いです。ETFは一般的に、日経平均株価やS&P500などの指数に連動するように設計されており、インデックス投資の手段として広く活用されています。

コストと取引方法の比較

両者の違いを具体的に比較してみましょう。まず「取引方法」について、投資信託は1日1回算出される基準価額で取引されるのに対し、ETFは市場が開いている間、リアルタイムの価格で売買できます。次に「コスト」について、ETFは一般的に信託報酬(運用管理費用)が投資信託よりも低い傾向にあります。たとえば、同じ指数に連動する商品でも、投資信託の信託報酬が年0.5〜1.0%程度であるのに対し、ETFでは年0.1〜0.3%程度に抑えられていることが多いです。

積立投資ならどちらが有利か

ただし、ETFには証券会社への売買手数料がかかる場合があり、少額で頻繁に積立投資を行う場合は、手数料無料の投資信託の方がコスト面で有利になることもあります。また、投資信託には「つみたてNISA」対象商品が多く、税制優遇を受けながら長期的な資産形成を行いやすいという利点もあります。

ファンド選びの3つのポイント

ファンドを選ぶ際に重要なポイントは3つあります。第一に「運用方針」です。市場平均に連動する「インデックス型」と、市場平均を上回ることを目指す「アクティブ型」があります。長期投資においては、コストが低く安定したリターンが期待できるインデックス型が初心者にはお勧めです。第二に「コスト」です。信託報酬は毎日差し引かれるため、長期になるほど運用成績に大きな影響を与えます。第三に「純資産総額」です。純資産総額が大きいファンドほど、運用が安定しており、繰上償還(ファンドの運用終了)のリスクが低いと言えます。

初心者におすすめのファンドとは

初心者の方には、まずは全世界株式型や米国株式型のインデックスファンドから始めることをお勧めします。これらは幅広い銘柄に分散投資でき、長期的に安定したリターンが期待できます。投資は「時間を味方につける」ことが最大の武器です。早く始めて長く続けることで、複利の力を最大限に活用しましょう。